今年の一時帰国 ~受験生の母の雑感~
2008年 08月 13日
例年よりも若干短めだった一時帰国。
理由は、私のドライバーズライセンスが切れる前にテネシーに戻りたかったから。
というわけで、約1ヶ月の「仮・通学生活」を送った娘達でした。
3年前は、まったく知らない人に囲まれていた転校生だった娘達も、今では毎年やってくる転校生と化し、友達にも恵まれ、先生方も覚えていてくださり・・・と親としては充分すぎる環境の中で過ごさせてもらいました。
一時帰国は、海外生活者にとって年に1度のおたのしみ。普段、味わえない贅沢ができるのもこの時なればこそ。
誰のおめでとう? それは私です。
うまそっ
じゅるっ
黒門市場サイコー!
夫婦善哉・・おどろきの値段!
さようなら。太郎くん。
。゜。゜。゜。゜。゜
今年は、アネキが中3ということもあり、話題は高校受験一色。
焦点は、「いつ帰国して、高校へ入学(or 編入)するのがベターなのか」ということ。
父の駐在も4年目。当初の予定では5年だったけれど、アネキの学校のことを考えると、高2や高3の途中で帰国したところで、その先の選択肢は果たして満足(もしくは諦め?)できるものか否か。
ハイスクールを卒業してからの帰国も検討されたけれど、現時点からさらに向こう4年も駐在期間が続くかどうかは甚だ?なんだな。
そこが駐在の不安・不安定・不確定・不不不負?の要素。家族にしてみればね。
ましてや、駐在もさほど珍しくなくなった昨今。「帰国子女」という名のもとに、「英語はできて当たり前」という世間の目。
そうです。そうですとも。英語はできて当たり前。そんなことは百も承知。
でもね、そこに至るまでに背負わせた苦労を共にした親としては、
「アメリカに行けば、英語が話せるようになると思ったら大間違いだぞ!『子供だからすぐ覚えるし、大丈夫』って、何を根拠に言ってんだ!」
と、声を大にして言いたくもなるんだな。ホント。わかっちゃいないよね。でも住んでみないと、わからないか。
住んでみてわかった一人として、無責任な発言を控えるように学習しなくちゃ。
おっと、脱線。話をもとに戻すと・・・
滞在中に、実力テストと期末テストがあったので、「下校後、毎日3時間は勉強する事」を約束させて、おしりを叩く毎日でした。
アネキは、それをかなりのプレッシャーと感じていたよう。学校よりも家庭の方が、勉強に関してはうるさかったから。
父に言わせれば、「受験にプレッシャーなんて、当たり前だ!」その通り。
もちろん、友達の雰囲気も去年までとは微妙に変化があったらしいけれど。
去年も今年も期末テストの時に、「勉強会」と称して数人で公民館に集まったアネキ達。
ともすればすぐに脱線しがちだった勉強会も、今年は脱線してもすぐに復旧され平常運転に戻ったのだとか。
勉強の成果もあって、まずまずの成績を取れたテスト。ただ、国・数・英に比べると、予想通り理科と社会は悪かったですね。
補習校では、理科の授業はなし。社会も週に1時間(中学部)。教科書と進○ゼミと本人の努力だけが頼りでは、どうしようもないよね。
それらハンディとどう向き合って、進学先と帰国タイミングを選ぶかが課題です。
県の教育委員会へ行き、通学圏内の高校へも話を伺いに行き・・・。少しでもと、情報収集に走りました。
なんと言っても、「行きたい高校と行ける高校」は別。
海外にいると、「じゃ、うちの子はどの高校なら行けるの?」というレベルがわからない。
進○ゼミの実力判定テストや某県内にある「○統」の実力テスト。学力程度はわかっても、「内申点」を持たない子供達は、結局「こんな感じ・・・?」としかわからないのが、なんとも歯痒いです。
前出の「帰国子女なんて一般的」となったとは言え、首都圏ならまだしも、田舎はまだまだ門が狭い。
おおよその青写真は描けているんだけど。残るは、本人の意識なり。
それが一番大事なんですけどッ!アネキっ!
理由は、私のドライバーズライセンスが切れる前にテネシーに戻りたかったから。
というわけで、約1ヶ月の「仮・通学生活」を送った娘達でした。
3年前は、まったく知らない人に囲まれていた転校生だった娘達も、今では毎年やってくる転校生と化し、友達にも恵まれ、先生方も覚えていてくださり・・・と親としては充分すぎる環境の中で過ごさせてもらいました。
一時帰国は、海外生活者にとって年に1度のおたのしみ。普段、味わえない贅沢ができるのもこの時なればこそ。
誰のおめでとう? それは私です。
うまそっ
じゅるっ
黒門市場サイコー!
夫婦善哉・・おどろきの値段!
さようなら。太郎くん。
。゜。゜。゜。゜。゜
今年は、アネキが中3ということもあり、話題は高校受験一色。
焦点は、「いつ帰国して、高校へ入学(or 編入)するのがベターなのか」ということ。
父の駐在も4年目。当初の予定では5年だったけれど、アネキの学校のことを考えると、高2や高3の途中で帰国したところで、その先の選択肢は果たして満足(もしくは諦め?)できるものか否か。
ハイスクールを卒業してからの帰国も検討されたけれど、現時点からさらに向こう4年も駐在期間が続くかどうかは甚だ?なんだな。
そこが駐在の不安・不安定・不確定・不不不負?の要素。家族にしてみればね。
ましてや、駐在もさほど珍しくなくなった昨今。「帰国子女」という名のもとに、「英語はできて当たり前」という世間の目。
そうです。そうですとも。英語はできて当たり前。そんなことは百も承知。
でもね、そこに至るまでに背負わせた苦労を共にした親としては、
「アメリカに行けば、英語が話せるようになると思ったら大間違いだぞ!『子供だからすぐ覚えるし、大丈夫』って、何を根拠に言ってんだ!」
と、声を大にして言いたくもなるんだな。ホント。わかっちゃいないよね。でも住んでみないと、わからないか。
住んでみてわかった一人として、無責任な発言を控えるように学習しなくちゃ。
おっと、脱線。話をもとに戻すと・・・
滞在中に、実力テストと期末テストがあったので、「下校後、毎日3時間は勉強する事」を約束させて、おしりを叩く毎日でした。
アネキは、それをかなりのプレッシャーと感じていたよう。学校よりも家庭の方が、勉強に関してはうるさかったから。
父に言わせれば、「受験にプレッシャーなんて、当たり前だ!」その通り。
もちろん、友達の雰囲気も去年までとは微妙に変化があったらしいけれど。
去年も今年も期末テストの時に、「勉強会」と称して数人で公民館に集まったアネキ達。
ともすればすぐに脱線しがちだった勉強会も、今年は脱線してもすぐに復旧され平常運転に戻ったのだとか。
勉強の成果もあって、まずまずの成績を取れたテスト。ただ、国・数・英に比べると、予想通り理科と社会は悪かったですね。
補習校では、理科の授業はなし。社会も週に1時間(中学部)。教科書と進○ゼミと本人の努力だけが頼りでは、どうしようもないよね。
それらハンディとどう向き合って、進学先と帰国タイミングを選ぶかが課題です。
県の教育委員会へ行き、通学圏内の高校へも話を伺いに行き・・・。少しでもと、情報収集に走りました。
なんと言っても、「行きたい高校と行ける高校」は別。
海外にいると、「じゃ、うちの子はどの高校なら行けるの?」というレベルがわからない。
進○ゼミの実力判定テストや某県内にある「○統」の実力テスト。学力程度はわかっても、「内申点」を持たない子供達は、結局「こんな感じ・・・?」としかわからないのが、なんとも歯痒いです。
前出の「帰国子女なんて一般的」となったとは言え、首都圏ならまだしも、田舎はまだまだ門が狭い。
おおよその青写真は描けているんだけど。残るは、本人の意識なり。
それが一番大事なんですけどッ!アネキっ!
by tnorange
| 2008-08-13 22:08
| 家族